プロフィール

Author:blackthumb
横浜在住。庭は約25平米、真南向きですが、南と西に隣家があります。室内飼いの猫が暴れん坊なので、家の中に植物を置いておけないのがハンデ。カレル・チャペック大先生と、いとうせいこう小先生の末裔たるべく、ハードボイルドで自嘲的な庭生活を送る予定です。


最近の記事


カテゴリー


月別アーカイブ


ユーザータグ

ツル性 朝顔 紫の花 ハーブ 薔薇 フレグラント アンジェラ 球根 ブルーベリー  バジル  ハゴロモジャスミン 花壇 小松菜  コリアンダー ラディッシュ 水仙 十六夜薔薇 紫陽花 百合 睡蓮 月夜野 金柑 ブルーハイビスカス 日々草 ツルバラ 紫式部 椿 ニオイスミレ 幸の香 ナイトライダー 黒い花 雑草 千日紅 金木犀 宿根朝顔 青い花 紅葉 ミルキーウェイ パンダスミレ ムスカリ 蝋梅 ピュアベリー ワイヤープランツ ヘブンリーブルー チューリップ ランタナ サルビア デュランタ  ドウダンツツジ ミント ダリア ヒメツルソバ うどん粉病 ティフブルー 千両 トウモロコシ 城ヶ崎 秋桜 鈴蘭  宝塚ガーデンフィールズ英国庭園シーズンズ グリーンネックレス 夜盗虫 タカラジェンヌ キャットニップ 秋明菊 メダカ ウォータークローバー ホームベル 宿根アスター スイカズラ クローバー イザヨイバラ アブラムシ アリ  ディモルフォセカ  フライングソーサー タイム ツマグロヒョウモン デイジー ポピー 立葵 ストック 向日葵 アガパンサス アスティー 蝸牛 クリスマスローズ 宝交早生 コナジラミ ヒヨドリ ハニーサックル チュウレンジバチ ピンクカサブランカ ニオイバンマツリ 姫シャクナゲ 君子蘭 ダンゴムシ 花ニラ 石蕗 レモンバーム テントウムシダマシ ゾウムシ 黄金虫 アサザ フレグラントローズ イタリアンパセリ オモダカ ヤモリ  サビ病 ツマグロオオヨコバイ 紫蘇 匂い菫 バルボコジューム 尺取り虫 花韮 プルケラフミリス スターゲイザー 家守 ハダニ 蜻蛉  スイセン 蟷螂 グレコマ モンクロシャチホコ タカラヅカ 柘植 揚羽蝶 モナリザ カブラハバチ カラフルファイブ 鶏頭 カマキリ 田螺 アーリーセンセーション シジュウカラ バッタ テングイラガ アルバコオクラータ ブルーパール アボガド 目白   シュウメイギク 多肉植物 バラハキリバチ  芥子 マサキ ベルフラワー ナメクジ ミミズ ハサミムシ 宝塚ガーデンフィールズ 


最近のトラックバック


最近のコメント


FC2ブログ 転職

ボタニカルライフ文庫版読了

ボタニカル・ライフ : 植物生活 いとうせいこう 新潮社 2004.3(もとは1999年刊)

いとうせいこうは、なんと、カレル・チャペック大先生の名著『園芸家12ヶ月』を読んで感動し、大号泣したのがきっかけで、植物についての文章を書き始めたのだという。やはり、カレル・チャペック大先生に連なる人だったのか、いとうせいこうは。だとしたら、これからはいとうせいこう「小」先生とよぼうと思う。

小先生は大先生と同じく、自嘲をテーマにしておられる。庭じゃなくてベランダという悪環境にいることを、わざと卑下し、ハードボイルドを気取っている。ついつい散財してしまう自分に呆れている。水草を買うつもりが、金魚も買ってしまい、メダカやヤゴまで登場し、一体何を育てたかったのかわからなくなってしまう自分に呆然としている水草シリーズなど、爆笑もの。

でも根っこには、自然に対する畏敬の念があふれているんだよね。まるで理科の実験に目を丸くしている小学生みたいに。一年草を二年目も育ててみたり、もらった切花を土に挿してみたり、気分は実験。自然がどう返してくれるか、わくわくして待っている小学生。花が咲いた鉢を人目につくところに移動させるのは、自慢したいからじゃない。花という素晴らしいものをあがなうには、多くの目が必要だからだ、というくだりは、植物の力の前では小さな存在でしかない人間の目をうまく表現している。せっかくかえっても飛ぶことができないトンボに、淘汰される多くの命を見出す章はクライマックスだ。

今まで、変な前髪に変なメガネの80年代野郎かと思っていたけど(失敬)、いやいやいやいや。続きを定期的に読みたいものです。

コメント

コメントの投稿



管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://blackthumb.blog99.fc2.com/tb.php/129-d04818d2

 | BLOG TOP |