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Author:blackthumb
横浜在住。庭は約25平米、真南向きですが、南と西に隣家があります。室内飼いの猫が暴れん坊なので、家の中に植物を置いておけないのがハンデ。カレル・チャペック大先生と、いとうせいこう小先生の末裔たるべく、ハードボイルドで自嘲的な庭生活を送る予定です。


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向いてない人のための鉄則

向いてないなりに庭いじりをして一年。今後、こういうことに気をつけたい、ということをまとめてみる。

<1条:種より苗>
種まきは「向いてない人」には難しい! 簡単そうに言うな! 水やりのタイミングが全然わからん!

<2条:外国原産より日本原産>
オーストラリア原産のブルーハイビスカス…まだ生きてるけど、かなり情けないことになってる。やっぱり土地にあったものが一番だ。

<3条:園芸品種より原種、雑草>
説明するまでもないですが…。一人立ちしてる人を連れて来たほうが、そりゃ楽に決まってる。

-----ここから先はなんとなく思っていること

<4条:1年草より多年草>
1年草はすぐ終わっちゃうからもったいない。「向いてない人」は、ちょっとしたこともものすごく労力だもん。

<5条:病気になりやすいものよりは、虫がつきやすいもの?>
虫はまだ目で見て捕獲できるけど、病気は目で見える段階になったら対処しづらい気がする。。。

<6条:耐寒性より耐暑性>
温暖化で、夏の高温多湿が尋常ではなくなっていると思う。失敗した植物はたいていは、暑さと蒸れでお亡くなりになった。

失敗を振り返るシリーズ(2)葉は光合成する

2007.6.21 挿し木は日にあてない、と思っている。

本にそう書いてあったから。

ばかですねー。すごくばかですねー。葉が光合成するという大前提をすっ飛ばしてます。(普通の園芸本は前提を知っている人用なので、向いてない人は鵜呑みにしてはいけないのです)

根は日にあたりたくないけど、葉は日にあたりたいに決まってるじゃん!

いくら虫に食われたり、痛んだりしていても、葉を全部とってしまったら、光合成できなくなっちゃうから、ちょっとは残しておかなくちゃいけないらしい。

失敗を振り返るシリーズ(1)水は流れる

2007.5.11 穴のあいてないイチゴパックに土を入れて種を蒔いた。

…水がひかないと、嘆いている。

ばかですねー。すごくばかですねー。水はどこかで吸い取るものだと思っているんですね。水遣りも同じなんだけど、水をやったら、すべて植物が吸っているという認識なんです。

でも、水は流れていくものだったのです!ををを。。。「ゆく河の流れは絶えずして しかももとの水にあらず」(方丈記)じゃん。

水分も必要だけど、かといって流れていかないと、今度は窒息しちゃうよね。水が流れることで、かつ、いろいろよくないものも一緒に洗い流しているらしい。へぇ〜、人間と同じだねぇ。

通風が大事

植物の健全な成長に必要なもの、それは適切な日照と水。

と思っていたけど、じつはもう一つ大事なものがあるのではないかと思う、ガーデニング1年生。

それは「通風」ではないか!? 高温多湿な夏、風通しが悪くて蒸れて枯れちゃうものが多かった!

我が家の庭の風通しは、緑の線みたいな感じ。
tsufu

紫が風通しが悪くて蒸れると思われるところ。だって、ウドン粉病やハダニが発生しやすいんだもん。庭がへこんでる部分に空気がたまってしまうんだと思う。生えた雑草もいまいち元気ないし。

特に、花壇の下には何を植えたらいいのだろう?? いっそレンガで覆っちゃうか。西側のコンクリートの壁のところはどうなんだろう。桜の下にセンリョウやアジサイを植えたいけど、今年様子を見てからにする。

半日陰とは日向のことである!?

狭い庭を持つ人間にとって、やっかいな言葉「半日陰」。

「半日陰を好みます」「半日陰でも育ちます」よくそう書いてあるからさー、ついつい、じゃあ我が家でも育てられるわね! って思っちゃうけど、じつは違うんじゃないの? と思い始めていて。。。だって、半日陰でも育つっていうハゴロモジャスミン、あんまりツルが伸びないし。半日陰を好むっていうシュウメイギクは、もうちょっと明るいところに置いたほうが元気だし。

なんか、認識間違ってるかも!?

逆に、日当たりのいい場所ってどこだろう? 私は今までなんとなく、日が一日数時間も当たれば、それが「日当たりのいい場所」だと思ってきた。でも、どうやらそうでもないらしい。むしろ、それこそが「半日陰」だという説もある。半日、日があたって、半日、日陰になるっていう意味。なるほどー。

ということは、日当たりのいい場所っていうのは、京成バラ園の真ん中のサッカーの競技場一個分ぐらいにバラが植わってるあの、だだっぴろくてさえぎるものがひとつもなくて、とにかく一日中、日があたっている、そんなところなのでは?

自分の認識:●日当たりのいい場所
       →一日数時間は日があたる場所
      ●半日陰→木漏れ日
      ●明るい日陰
       →直射日光は当たらないが、
       暗くはない
      ●日陰→暗い

是正してみた認識:
      ●日当たりのいい場所
       →一日中、日があたる場所
      ●半日陰→一日数時間日があたる場所
      ●明るい日陰→木漏れ日
      ●日陰→直射日光は当たらないが、
       暗くはない

一日中、日があたる場所なんて、ねーよ! プンプン…。

なぜ「半日陰」なんてあいまいな言葉を使うんだろ〜? もっと明確に「一日3時間以上は日があたる場所」とか「落葉樹の下で木漏れ日は当たるが直射日光が当たらない場所」とか書けばいいのになあ。

住んでる場所や天気によって大きく左右されるから、できるだけ明確にしたくない、とでもいうそれこそ「暗黙の了解」があるんだろうか?

ハーブに水をやる必要はない

最近ベランダで野菜やハーブを育てているという友人のRちゃん。園芸上手な母上に「ハーブに水なんてやらなくていいのよ」というアドバイスをもらったらしい。

ええっ!? そんなこと、どこにも書いてないよ…????

でも母上は「そんなの常識」というふうにおっしゃるそうだ。

で、私も早速、ハーブにあまり水をやらないようにしてみた。バジルは水が大好きだと言うが、土が乾いてから数日は放置してみることにした。そしたらあーた、下葉の黄変がとまったではありませんか! コリアンダーと間違えて買ったがゆえに冷遇されていたイタリアンパセリは、当初からかまってもらえなかった結果なのか(つまり水やりも頻繁ではなかった)、他のどんなハーブよりも元気で、ますます水をやらなかったら、さらに元気!

そもそも雑草だから、水は雨水でじゅうぶん、という考え方らしい。もちろん、シソは湿気が好き、とか、真夏には水をあげたほうがいい、とかバリエーションはいろいろあるだろうけど、それはハーブという括りの中での差であって、ハーブ全体で言えば、水をやりすぎないほうがいい、というのは正解のようだ。

だーかーら、困るんだよね、園芸上手な人は。どうしてそういう重要なことをオープンにしないのかね? どうして育て方の本とかサイトとかには「土の表面が乾いたら水をやりましょう」とかふつーのことしか書いてないのかね? 園芸上手な人はテレパシーで植物の気持ちがわかっちゃったりするから、人間の言葉に言い換える必要がないんだろうか。それとも、「土の表面が乾いたら水をやりましょう」の中や周辺に、園芸上手な人だけが読み取れる情報が書いてあるのかな。

暗黙の了解

半年間、庭にでてみて、なんとなくわかってきたこと。それは、園芸上手な人なら当然わかっていることが、素人には伝わっていない、ということである。

素人は経験値が少ないから、とりあえず入手した種なり苗についている説明書を読む。本やインターネットでその種類について調べる。

でも、そこにはおおまかなことしか書いてないんだよね。。。

・土の表面が乾いたら水を与えます。
・日当たりのいいところで育てましょう。
・水はけのいい土を好みます。

大体みんなこんなもんでしょ。でも、みんながみんな、均一の育て方なわけないじゃーん。

ま、園芸って人によってやり方違うし、環境によって成果が左右されるから、絶対こうしたほうがいい、っていう数値的なものが出せないジャンルではある。だから断言したくないのはわかる。

でも、でも。

園芸上手な人は、表に出ない何かを知ってるに違いない! 

というカテゴリを作ってみた。

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